INTERVIEW

交通管制システムの導入で、
カンボジアの交通渋滞を改善。

Hardware Engineer

MICHIHIRO
KODAMA

ハードウェアエンジニア

児玉 迪弘

  • 交通管制システムの導入で、
カンボジアの交通渋滞を改善。
  • 日本政府によるODA(政府開発援助)の一環で、カンボジアの首都プノンペンの交通状況を改善するために発足した交通管制システム導入プロジェクトに、ハードウェアエンジニアとして参画しています。つい先日もプノンペンに滞在していました。急速な経済成?を遂げる過程で交通渋滞が深刻化し、その課題解決のために、カンボジアで初めて交通管制システムを導入するということで、機器の設置や調整などを担当しました。こうした大きなプロジェクトで経験を積めるのも、住友電工グループならではのメリットです。

超音波センサーを使って、
道路の交通状況のデータ収集。

超音波センサーを使って、道路の交通状況のデータ収集。

私の専門は、超音波や画像等の様々なセンシング技術を用いた車両感知器で、それらを組み合わせて交通状況のデータを収集する機器を作っています。収集した交通状況は交通管制センターに伝えられ、状況に合わせて?信号の時間を調整する等の制御のために用いられます。具体的には、車両感知器に用いる基板の設計だけでなく、機器内部の機構設計にも携わり、複数の基板やソフトウェアを組み合わせて、機器全体として構築するところまでを担当しています。過去に先輩が開発された機器をベースに新製品を開発するようなことも多々あります。そのようなときはベース機器の仕様調査から着手しますが、交通管制に使用する機器は耐用年数が非常に?く、過去機器の仕様書や回路図が手書きである場合もあり、思わぬ苦労することもあります。一方で、社会インフラを支えてきた先達の知恵や想いのようなものがくみ取れて面白い面もあります。今後は次世代のインフラ作りにもチャレンジしたいです。

仕事の進め方や有給休暇も、
自分のスケジュール感で決定。

仕事の進め方も休日も、自分のスケジュール感で決定。

基本的に少数精鋭の部署のため、ある程度慣れてくるとプロジェクトを一人で担当することも多いです。つまり品質、コスト、納期を守れば、働き方は自分自身で自由にコントロールすることができます。とてもフレンドリーな社風なので、わからないことはもちろん教えてもらえますし、先輩や同僚にも相談しやすいです。当社はフレックスタイム制を採用しており、朝10 時に出社することも可能で、自分のスタイルに合わせて仕事を進められます。業務終了後、まわりに気を使って帰りにくいということもありません。有給休暇も取りやすいので、趣味の山歩きをするため、何日かまとめて休むこともあります。次は屋久島の3000メートル級の山を登りたいと計画中です。

MESSAGE

就活生に向けてメッセージ

私はもともとインフラに関するものづくりに興味があったこと、また大学の先生が当社のOB だったという縁で当社に興味を持ち、入社を志望しました。リクルーターを務めた経験から言うと、形式ばった面接の練習は、しすぎないほうがいいと思います。私の場合は自由すぎると言われることもありますが、いろいろな人がいるというのも当社の魅力の1 つです。そのため、面接では、ほかの人と同じような志望動機を述べたり、体験談を話したりするよりも、もっと自然体でそれぞれの個性をアピールしてください。電気、電子、機械に興味があり、やる気があって自分で物事を考えるというエンジニアの素養のある方なら絶対に大丈夫ですので、ぜひ一緒に働きましょう。

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