誘導無線を利用して、地上と移動体(天井クレーン等)間のデータ通信や位置検出を行い、システムの自動化・省力化を実現します。
限られた範囲内で通信を行うため、外部の影響に左右されにくい
高周波利用設備の扱いであり、無線局免許状や無線従事者が不要
製鉄所内のような高温、粉塵、視界不良などの悪環境下でも通信が可能
複数の誘導線を使用することで、数cm単位での位置検出が可能
特長を活かして、製鉄所の工場や倉庫でのクレーン・オペレータガイダンスシステム、コイルヤード管理システム等に使用されています。
地上に設置されたヤード管理コンピュータと、運転室にあるクレーンオペレータ端末間を、誘導無線により正確にデータ伝送ができ、
吊上・吊下位置をグレイコード方式の絶対番地で検出することにより、迅速な作業指示、確実な置き場管理が行えます。
運転室に車上局制御部・十字表示器・液晶表示盤を設置し、オペレータに現在地情報やヤード管理コンピュータからの作業内容を表示します。